MGL~エッセイ~

MY GARDENに関する雑文

ヒヨドリの訪問

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子供の為に実のなる木を植えました。やがて子供が大きくなって ままごと遊びなどしなくなると、待ってました、とやってきたのは ヒヨドリでした。ご近所には大きなピラカンサやカナメモチの木が あるというのに、庭の南天を捕りに来るのです。

ヒヨドリはなかなかにぎやかなお客さまです。 庭に来る鳥の中ではいちばん大きいのに、エラソウに「どけどけ」と 言って、すずめを追い払って、私の中では印象が悪い鳥です。そんな ヒヨドリを窓のレースのカーテンの越しに1m足らずの距離から こっそり見てやりました。南天に止まってせっせと実をついばんでいます。 小首を傾げるしぐさの可愛らしいこと。「なんだ結構かわいいじゃないの」 と見直しました。

また、このお客さまは、お土産をたくさん持ってきてくれるのです。

フンに混じって運ばれてきた植物が、芽を出し、自然に庭の緑を増や してくれるのです。その数は、数え切れないくらいで、場所によってはある 程度まで大きくして何の木か見当がついたら、引き抜いてしまいます。その まま育てているものでは、山椒があります。筍の木の芽あえをするたびに、 「これはね~鳥がね」と春の食卓の話題になります。他には、ピラサンサや 柘榴らしき木も残しています。花が咲いたり実がなるのはずっと先のことな ので、実際、何の木かよくわからないのですが育てているのです。タネを運 んできたヒヨドリのずっと先の子孫が食べることになるのでしょうか。