MGL~エッセイ~

MY GARDENに関する雑文

草花で遊ぶ

3月の終わりになると、雪柳が咲き始めます。この花を一枝か二枝手折り、リースにします。細い針金などがあれば簡単にできます。雪柳のリースにレンゲやパンジーなど咲いている花を摘んで挿していきます。花の冠をつくるのです。

なんでも好きな花をとっておいで、と子供に言いますと、子供はたいてい遠慮します。なんとなく咲いている花をとることにためらいがあるのですね。そこで、私は花をとる時のルールを決めています。たくさん花がある時は満開の花をとってもいい。少ししか花がない時は盛りを過ぎた花をとる。蕾はとらない。野草をとる時は自分が使うぶんをちょっとだけ。遊びおわった草花は土に戻す。などです。子どもが花をとってきた時はその名前を教えてやります。特に雑草と総称される道端の草花の名前はこんな機会に教えてやりたいと思います。

雪柳のリースができたらピンで頭に留めてやると子どもが喜びます。花冠をかぶって嬉しそうな笑顔の写真がアルバムにいくつも残っています。かわいいかわいい、と親バカぶりを発揮しますと、子どもはその花冠を頭に載せたまま、買い物について行くと言ったりして、ちょっと困ったことになるので、程々にしておきます。

植物を手折ろうとすると、かわいそう、と言われることがあります。高嶺の花や保護区での採集はもちろんいけません。また、どこであっても根っこをとることは控えたほうがいいと思います。しかし、身近にある植物はただ愛でるだけでなく、一緒に仲良く遊ぶほうが、植物を知ることになり、ひいては自然を知ることになのではないかと思います。